Raspberry Piでスクリーンショットを撮影する

Raspberianでスクリーンショットを撮るときは、Scrotがオススメ。

Scrotをインストール

$ sudo apt-get install scrot

ウインドウを指定してスクリーンショットを撮るときは、
sオプションを付けて実行し、該当のウインドウをクリックする

$ scrot -s

以上でスクリーンショットを撮影することができる

Raspberry Piのインストール

Raspberry Piの起動と終了

Raspberry Piの起動

Raspberry Piは、電源を投入すると自動的に起動する
インストール時のログイン名/パスワードは、
以下の通り設定されていて、piユーザにはsudo権限が付与されている

  • user: pi
  • pass: raspberry

Guiを開始する場合は、以下のコマンドを実行する

$ startx

Guiの終了は、メニューからログアウトを選択する

Raspberry Piの終了

終了や再起動は、通常のLinuxと同じで、
以下のいずれかのコマンドを実行する

$ sudo reboot
$ sudo shutdown -h now

Rasbperianのセットアップ

Raspberianのインストール

まず、Raspberry Piで使用するSDカードを
SD Formatterを利用して初期化する

SDカードのフォーマット
初期化されたSDカードにNOOBSをコピーする
NOOBSのコピー

Raspberianをインストール後にすること

Raspberry PiにRaspberianをインストール後、まずすること。普段からDebianを使っている人は違和感ないのかもしれないが、RHEL系で生きているとDebian系の使い勝手が分からなくて苦しい。

ロケールの変更

ロケールを日本語に設定すると文字化けでうまく表示されないので、en_US.UTF-8.UTF-8のままでよいかも。

$ sudo dpkg-reconfigure locales

タイムゾーンの変更

タイムゾーンを東京に変更する。

$ sudo cp -p /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
$ sudo vi /etc/timezone
Asia/Tokyo

キーボードの設定

日本語キーボードに対応する。

$ sudo vi /etc/default.keyboard

# KEYBOARD CONFIGURATION FILE

# Consult the keyboard(5) manual page.

XKBMODEL="jp106"
XKBLAYOUT="jp"
XKBVARIANT=""
XKBOPTIONS=""

BACKSPACE="guess"

ランレベルの設定

デフォルトだとXWindowが立ち上がるが、これをランレベル3に変更する。

sudo systemctl set-default multi-user.target

固定IPアドレスを設定

Raspbrianのバージョンによって設定方法が異なる。

Raspbrian jessie

固定IPの設定は、/etc/network/interfacesではなく、/etc/dhcpcd.confに追記する。

$ sudo vi /etc/dhcpcd.conf

interface eth0
static ip_address=192.168.0.10/24
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1

以下のコマンドをいろいろ試したけど、新しい設定が全く反映されない。

$ sudo service dhcpcd restart
$ sudo service dhcpcd reload
$ sudo service dhcpcd force-reload
$ sudo service networking restart
$ sudo service ifup@eth0 restart
$ sudo systemctl restart dhcpcd
$ sudo systemctl restart networking
$ sudo systemctl restart ifup@eth0

仕方ないので端末再起動。

$ sudo reboot

Raspbrian wheezy

固定IPの設定は、/etc/network/interfacesに追記する。

$ sudo vi /etc/network/intefeces

インストール直後には、DHCP設定となっているので、固定アドレスとする場合は以下のように変更する。

auto lo

iface lo inet loopback
iface eth0 inet static

address 192.168.0.2
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.0.1

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp

無線LANの設定

Raspberry Piに無線LAN接続する場合は、以下の手順で行う。今回は、PLANEXのGW-USNANO2Aを使用した。

  1. Raspberry PiのUSBポートに挿入
  2. wpa_passphraseコマンドを、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confに出力する
  3. /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confに、認証方式などの情報を追記する

WPA2-PSK(AES)の場合は、以下の通りとなる。

]$ sudo wpa_passphrase SSID PASS_PHRASE >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
$ sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

country=GB
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
        ssid="SSID"
        #psk="PASS_PHRASE"
        psk=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
        proto=RSN
        key_mgmt=WPA-PSK
        pairwise=CCMP
        group=CCMP
}

無線LANインタフェースの状況を確認するためには、

iwconfig wlan0

識別できているSSIDの一覧を取得するためには、

iwlist wlan0 scan | grep SSID

                    ESSID:"guest"
                    ESSID:"test"
                    ESSID:""
                    ESSID:"free"
                    ESSID:""

以下のファイルも変更する。
wlan0インタフェースを自動起動設定とし、wlan1インタフェースの無効化している。

]
$ sudo vi /etc/network/interfaces

# interfaces(5) file used by ifup(8) and ifdown(8)

Please note that this file is written to be used with dhcpcd
For static IP, consult /etc/dhcpcd.conf and 'man dhcpcd.conf'

# Include files from /etc/network/interfaces.d:
source-directory /etc/network/interfaces.d

auto lo
iface lo inet loopback

iface eth0 inet manual

auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
     wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

#allow-hotplug wlan1
#iface wlan1 inet manual
#    wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

パッケージのインストール

必要なパッケージをインストールする。

$ sudo apt-get install chkconfig
$ sudo apt-get install screen
$ sudo apt-get install apache2
$ sudo chkconfig ntp off
$ sudo chkconfig apache2 on

パッケージの更新もしておく。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo rpi-update

プロキシ環境でapt-getを実行する場合は、以下のファイルを変更する。

$ sudo vi /etc/apt/apt.conf.d/10proxy

追記内容は以下の通り。

Acquire::http::Proxy "https://192.168.x.x:8080";

Vimの起動モードを変更

Viで矢印キーを押したときにABCDと出てしまう問題は、VimをVi互換モードではなく通常モードで起動することで直る。

~/.vimrcに設定を保存できる。sudoでvimを使うときのために/root/.vimrcにも追記しておく。

$ vi ~/.vimrc

:set nocompatible
:set backspace=indent,eol,start
:set number

~/.vimrcに書ける便利な設定がいろいろあるみたい。

設定 内容
:set nocompatible 通常モード起動
:set backspace=indent,eol,start バックスペースキーの挙動を指定
:set number 行番号を表示

もしくは、Vimのインストールでも直る。

$ sudo apt-get install vim