AWSのセキュリティ
ユーザのデータは、安全性が高いデータセンターに保存される。また、複数のコンプライアンス要件に準拠している。SOC1 ISAE 3402などの複数のITセキュリティ基準に対応しており、その状況は、AWS Articraftから参照することが可能となっている。
AWSのコンプライアンスとセキュリティは、高度な自動化と、高い可用性、高度な認定によって実現されている。
責任共有モデル
AWSは、クラウドのセキュリティを管理する。具体的には、AWSはCPU、メモリなどの物理マシンをはじめとしたインフラストラクチャの保護を行う。一方、ユーザは、クラウド内のセキュリティを管理する必要がある。
AWSの組み込みセキュリティ
AWSは、データの暗号化やアクセス管理などのセキュリティサービスを提供しており、Trusted Advisorは、AWS ベストプラクティスに従ってリソースをプロビジョニングするのに役立つ、リアルタイムガイダンスを行う。また、AWS Inspectorは、自動化されたセキュリティ評価サービスで、AWS にデプロイしたアプリケーションのセキュリティとコンプライアンスを向上させることができる。EC2上にエージェントをインストールすることで診断可能となる。
AWS Shieldは、マネージド型の分散サービス妨害 (DDoS) に対する保護サービスで、追加料金なしで AWS Shield Standard の保護の適用を自動的に受けることができる。AWS Shield Advancedは、大規模で洗練された DDoS 攻撃に対する追加の検出および緩和策と、ほぼリアルタイムの可視性を提供し、AWS WAFと統合されている。