Arduinoに測距センサGP2Y0A710K0Fを接続する

測距センサGP2Y0A710K0F

シャープの測距センサGP2Y0A710K0Fは、赤外線等を用いて1m〜5.5mまでの距離の測定を行うことが可能なセンサである。出力電圧は距離に反比例して出力される。

Arduinoに接続する

測距センサGP2Y0A710K0Fは、本体背面に刻印されている文字を読める向きから見て左から、黄(GND), 青(Vcc), 黒(Vcc), 白(Vo), 赤(GND)の順序でピンが配置されている。Vccが青、GNDが赤と通常と逆となっていることに注意が必要である。付属の説明書には、電源ライン安定化のためVcc-GNDライン間に、10μF以上のバイパスコンデンサを付加して使用することを奨励する記述がある。

GP2Y0A710K0Fブレッドボード接続図

上の図では、SE-10のVoutはアナログ入力のA0に入力されている。以下のプログラムは距離センサの出力電圧から距離への変換を行った上で、シリアル通信によりその数値の送信を行っている。

void setup() {
  // シリアル通信速度
  Serial.begin(9600);
}

void loop() {
  int a_in;
  a_in = analogRead(0);
  int dist = (6762/(a_in-9))-4;
  Serial.println(String(dist));

  delay(1000);
}

距離センサの出力電圧から距離への変換は以下の式で行う。

(6762/(a_in-9))-4