AWS CLI(1)初期設定とコマンド例

初期設定とリージョンの設定

AWS CLIは、AWSのサービスをコマンドラインインタフェースで操作することのできるコマンド群である。AWS CLIを使う前に、aws configureコマンドを使ってアクセスキーやデフォルトリージョンの設定を行っておく。

$ aws configure
AWS Access Key ID [None]: 
AWS Secret Access Key [None]: 
Default region name [None]: 
Default output format [None]: 

Access Keyは、IAMで設定取得したものを指定する。Default output formatには、通常はjsonを指定する。またこれらの設定情報は、ホームディレクトリ直下の.awsディレクトリ(~/.aws/config, ~/.aws/credentials)に保存される。

なおデフォルトリージョンを設定しない場合は、各コマンドにリージョンオプション(–region ap-northeast-1など)を付けることでリージョンを指定することが可能である。EC2で自作のAMIを作成し複数のリージョンで運用する場合などは、デフォルトリージョンを指定せずに、シェルスクリプト等で都度リージョンを指定する方が設定を変更せずに汎用的に使うことが可能である。

現在のリージョンを取得する

以下のコマンドを実行することで、EC2で現在のリージョンを取得することが可能である。

$ curl -s http://169.254.169.254/latest/meta-data/placement/availability-zone | sed -e 's/.$//g'

上記コマンドを用いることで、シェルスクリプトから動的にリージョンを指定することも可能である。

region=`curl -s http://169.254.169.254/latest/meta-data/placement/availability-zone | sed -e 's/.$//g'`
aws dynamodb scan --table-name TABLE_NAME --region ${region} > /tmp/TABLE_NAME.json

コマンド例

s3 – AWS CLI Command Reference

S3にファイルをコピーする

aws s3 cp /SRC_DIR/FILE_NAME s3://BUCKET_NAME/DIR

バケットを生成する

aws s3 mb s3://BUCKET_NAME

dynamodb – AWS CLI Command Reference

テーブルを作成する

aws dynamodb create-table --table-name TABLE_NAME --attribute-definitions AttributeName=ATTR_NAME,AttributeType=ATTR_TYPE --key-schema AttributeName=ATTR_NAME,KeyType=HASH --provisioned-throughput ReadCapacityUnits=NUM,WriteCapacityUnits=NUM

アイテムを書き込む

  • Number型の場合でも「””」で値を囲む必要がある
aws dynamodb put-item --table-name TABLE_NAME --item '{"ATTR_NAME": {"ATTR_TYPE": "ATTR_VAL"}, "ATTR_NAME": {"ATTR_TYPE": "ATTR_VAL"}}'

指定したテーブルをスキャンする

aws dynamodb scan --table-name TABLE_NAME

kinesis – AWS CLI Command Reference

ストリームを生成する

aws kinesis create-stream --stream-name STREAM_NAME --shard-count N 

ストリーム保持期間を変更する

  • Kinesis Recordは、通常24時間でデータが消去されてしまう。AWS CLIからこの保持期間を最大7日間(168時間)まで延長することができる
aws kinesis increase-stream-retention-period  --stream-name STREAM_NAME --retention-period-hours 168

ストリームの設定内容を確認する

aws kinesis describe-stream --stream-name STREAM_NAME

シャードイテレータを取得する

SHARD_IDは、上述のdescribe-streamコマンドから取得する

aws kinesis get-shard-iterator --shard-id SHARD_ID --shard-iterator-type TRIM_HORIZON --stream-name STREAM_NAME

レコードを取得する

SHARD_ITERATORは、上述のget-shard-iteratorコマンドから取得する

aws kinesis get-records --shard-iterator SHARD_ITERATOR