AWS Elemental MediaConnect(1)MediaConnect の概要

MediaConnect

MediaConnectは、ライブ動画を伝送することのできるサービスで、これまで衛星やファイバー経由で伝送していた映像をIPベースで安価で伝送、共有することが可能となる。また、CDIをサポートしており、JPEG XSなどのプロトコルを用いることもできる。MediaLiveなどの他のAWSとの連携も可能となっている。伝送状況は15以上のメトリクスで確認することが可能。複数AZ上にリソースを配置しており、さらにSMPTE 2022-7やホット/ホットフェイルオーバ機能を用いることで高い可用性を持つシステムを構築することが可能である。

workflow

MediaConnectは、データ遅延を減らすためにリージョンごとのエンドポイントを設けている。

https://mediaconnect.<region>.amazonaws.com

特徴

MediaConnectの特徴は以下の通り。

  • Zixi, RIST, FEC付きRTPなどの幅広いプロトコルをサポート
  • CDI と JPEG XSにより非圧縮の映像伝送を実現
  • AES(静的キー、SPEKE)によるコンテンツの暗号化
  • 複数アカウントでの共有
  • 複数のメトリクスによるモニタリング

費用

MediaConnect TSフローとJPEG XSフローそれぞれで費用が異なる。前者の場合は、1時間単位の課金と転送されたデータ量によって課金される。JPEG XSフローでは、1時間単位の課金と出力ごとの1時間単位の課金の合計金額となる。スタンバイモードの場合は課金されない。

ユースケース

Distrubution

地理的に異なる場所にコンテンツを配信する。

use-case-distribution

共有

複数のAWSアカウントでコンテンツを共有する。

use-case-entitlement

クラウドへの取り込み

MediaLiveなどへ取り込む。

use-case-contribution2

非圧縮信号の伝送

SMPTE 2022-6, 2110などに準拠した信号をJPEG XSコーデック等を用いて伝送。AWS内ではCDIとして扱うことができる。

use-case-cdi1

複数コンテンツの切り替えと複製

複数のコンテンツをAWSにアップロードし、切り替えと複製を行う。

use-case-cdi-replicatio