AWS Elemental(4)MediaPackage の概要

Elemental MediaPackage

MediaPackageは、 単一の入力 から インターネット配信向け複数のビデオストリーム を作成できる ジャストインタイムパッケージングサービス 。ライブコンテンツとVODそれぞれについて対応可能で、 DRMによる著作権保護 も可能。 オリジネーション 機能を有し、視聴者数の増加に伴って インフラストラクチャをスケール することができる。コンテンツの配信は、CloudFrontを使うことも、他のCDNサービスを使うことも可能。他のElementalサービスとの連携も可能で、DRMやパッケージング処理が不要である場合は、Elemental MediaStoreでも同等のことが実現できる。

料金

取り込まれたビデオのデータ量とストリーミングされるコンテンツの量に基づいて課金される。年間契約を行うことで割引となるサービスも用意されている。

サポートしているコンテンツのタイプ

ライブコンテンツ および LIVE-to-VODコンテンツ でサポートしている入力タイプは、 HLS のみ。 VODコンテンツは、 HLSSMIL をサポートしている。

コーデックは以下をサポートしている。なお、 音声のみの入力はサポートしていない

入力タイプ メディアコンテナ ビデオコーデック オーディオコーデック 字幕フォーマット
HLS TS, AAC, AC3, EC3 H.264, H.265 AACなど WebVTT
SMIL MP4 H.264, H.265 AACなど SRT

また、出力時は以下のタイプおよびコーデックをサポートしている。なお、 LIVE-to-VODコンテンツの場合は、HLSのみサポート

出力タイプ メディアコンテナ ビデオコーデック オーディオコーデック 字幕フォーマット
HLS TS, AAC H.264, H.265 AACなど WebVTT
Smooth Streaming MP4 H.264, H.265 AACなど DFXP
MPEG-DASH MP4 H.264, H.265 AACなど EBU-TT
CMAF(HLS) CMAF H.264, H.265 AACなど WebVTT

処理フロー

ライブコンテンツの場合、まず MediaLive などのアップストリームエンコーダが、 WebDAVを用いてHLSライブストリームをMediaPackageの入力URLに送信 する。次に CDN 等のダウンストリームデバイスが MediaPackage の出力URLにリクエストを送信すると、MediaPackageは、 暗号化の追加やビデオ/音声の出力などのパッケージ処理を動的に行う

複数の入力URLを用意 して、それぞれにストリームを送信することで、 入力の冗長化を実現 することができる。

VODコンテンツの場合、MediaPackage はS3からファイルベースのコンテンツを取り込む 。以降の処理はライブコンテンツと同様。